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長襦袢の選び方

ご無沙汰しております。

`にしわ’社員の徳川です。
今日は春の陽気で気持ちのいい、と書きたいところですが
花粉症の私は心の底から穏やかですね~とは書けないのです‥‥。
お仲間の方は多いのではないでしょうか。
これからが本番、頑張りましょう!!

突然ですが、今日は長襦袢のお話です。

だんだんと暖かくなってきて、今年も暑くなる時期が早そうですね。
みなさま長襦袢をどのように活用されていますか?
きものと下着の間、どうして長襦袢を着るのだろう、と初めは思ったものです。

今日はそんな長襦袢のお話をしていこうと思います。

◆機能としては、

きものを汗や汚れから守ることです。
人間の体からは想像以上に皮脂や汗が出てきています。
それは冬の寒い時期であれ、変わりません。
私たちの目にはあまり見えない汚れですが、そこから変色が進みシミになってしまうことも多いのです。
そんな汚れから守るためのバリアとも言えます。

また、絹のものですと通気性が良く、温度と湿度を調整してくれます。
肌に直接触れるものですので、絹の肌触りを一番感じやすいお召物です。

◆長襦袢のルール

外から見えない長襦袢ですが、きもの同様TPOがあります。

・第一礼装である黒留袖、色留袖、黒紋付の場合、長襦袢は白のみになります。
白い長襦袢の中にも地紋がたくさんありますが、出席する場に応じて柄を選びたいものです。
お祝いの席ではおめでたい柄、例えば宝尽くしなどの吉祥紋を。
お別れの席では、蓮や三途の川を連想させる流水などを着用することが多いです。
第一礼装は着用する機会が多くない、という方は菊や沙綾型、雲取りなどの慶弔両用の柄をご用意いただけますと安心です。

・ミスの第一礼装である振袖にはお袖が長い分、振袖用の長襦袢が必要です。
色・柄はお振袖に合わせて選びます。
袖丈が長いので、振りから覗く面積も広いです。
帯締め、帯揚げ、重ね衿と同様、長襦袢の色を変えるだけで雰囲気も変わってきます。

お写真は私が担当させていただいているお嬢様。
振りから、からし色の長襦袢がチラリと見えるのがポイントです。
色々なものを合わせてみて、おしゃれなコーディネートをしたいですね。

・準礼装である訪問着、付け下げ、色無地
・略礼装としての江戸小紋 には主張の少ない淡い色目のものが良いでしょう。
ボカシも素敵です。

色や地紋が合えば、カジュアルの小紋や紬などにもお使いいただけます。

・カジュアルの小紋や紬には、お好きな長襦袢を。
差し色として使うのもおしゃれです。

無地感のものに色物の長襦袢を合わせると、より一層目立っておしゃれです。

◆長襦袢の種類

・絹
肌触りが良く、湿度・温度調節に優れています。
裾さばきは群を抜いて良いのが特徴です。
静電気も起きにくく、ホコリなども寄せ付けにくい素材です。

・麻
ハリがあり通気性に富む、真夏に最高の麻。
ご自宅でお洗濯ができるので、汗をかく夏には毎日洗えて便利です。
毎日きものを着ている弊社の悉皆師は、「夏に麻を着たら他が着られなくなる」というほどです。
夏の長襦袢については、去年も記事を書いているのでご参考になさってください^^
暑い夏に向けて、快適な夏長襦袢とは!?

・ポリエステル
一番のメリットは洗濯機で洗えること!
弊社ではシルックの長襦袢をおすすめしております。
絹や麻に比べ静電気や裾さばきが気になりますが、忙しく手間をかけたくない方には本当に優れものです。
洗濯機で洗って、ハンガーに干しておくだけでシワが伸びます。アイロン不要です。夢みたいです。
竹繊維を使用した長襦袢もあります。(抗菌効果・消臭効果・静電気・吸湿性・速乾性)

長襦袢は季節の先取りをしていただけるものです。
近年暑くなるのが早まっています。
暑くなってきたら、少し早めに長襦袢は夏用に変えていただき、温度調節をしてくださいね。
あまりにも暑い、と感じたら無理をせず きもの も単衣をご着用ください。
但し、TPOもございますのでご注意くださいね。
4月だけど、単衣を着ていいと思う!?というご相談もお受けしております!!!
相談窓口→お問い合わせフォーム

◆襦袢ってなぁに?

「じゅばん」という響きは聞きなれないものですよね。
そもそも、室町時代に入ってきたポルトガル語「GIBAO(ジバオ)」に当て字をつけ、「襦袢」として呼ばれるようになったそうです。
源流はアラビア語の「JUBBAH(ジュッバ)」。
平安時代は単衣の装束を重ね合わせて着ていたため、中に着る内衣としての肌着が、いまの襦袢に当たるものでした。
鎌倉時代になると「肌小袖」と呼ばれた丈の短い半襦袢と、下半身を巻いた「裾除け」(関東では「蹴出し」と呼んだ)、「脚布」と共に使われていました。
元禄時代頃、現在のような上下が繋がった「長襦袢」が現れました。
だから長い襦袢というのですね。

着物を守る下着として、お洒落な利かせ色として、長襦袢を探してみてください。(ぜひ`にしわ’で!)
素敵な長襦袢ライフ(?)をお過ごしください~!

本日もお読みいただきありがとうございました☆゜

トップページには`にしわ’190周年の記念プロモーションビデオを公開中です。
私と、もう一人社員とで頑張ってつくりました!
少し長いですが、お時間のあるときにぜひご覧ください☆

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‘きものにしわ’は八王子で190年続く
老舗きもの専門店です。
黒留袖・お振袖〜おしゃれ小紋・紬まで
豊富な品揃えでお客様をお迎え致します。

社内に悉皆師が常駐していますので、
お手入れ・クリーニング
素早く対応致します。

前結び着方教室では、
皆さま楽しくお稽古をされています。
苦しくなく、綺麗にお着付ができます。

呉服のことなら何でもご相談ください!
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